2025-09

大腸がん

臨床試験紹介(転移性大腸がん・非-MSI-high):ザンザリントニブ+アテゾリズマブ vs レゴラフェニブ(NCT05425940)

はじめに(疾患背景と現行治療の課題)転移性大腸がん(mCRC)は、転移を伴うがんであり、標準治療後に進行した場合の選択肢が非常に限られており、予後は依然として厳しい状況にあります。特に、MSI‑high(高頻度マイクロサテライト不安定性)で...
大腸がん

臨床試験紹介(転移性大腸がん):ツカチニブ+トラスツズマブ+mFOLFOX6(MOUNTAINEER-03/NCT05253651)

はじめに(疾患背景と現行治療の課題)転移性大腸がん(mCRC)は予後が不良であり、標準治療としてmFOLFOX6(オキサリプラチン+フルオロウラシル+ロイコボリン)に加えてベバシズマブまたはセツキシマブが用いられていますが、持続的な治療効果...